ABCリファイナリーは、ジョー・メトカーフ氏を財務担当(前パース造幣局副CEO)、ニシャン・コディトゥワック氏を副財務担当(前パース造幣局副財務担当)、マイケル・ダイモック氏をシニアトレーダー(前パース造幣局シニアトレーダー)として採用し、財務・貴金属トレーディング能力を大幅に拡大することを発表した。
ABCリファイナリーのトレーディング部門責任者マイク・ワードによれば、ABCリファイナリーのトレジャリーおよび貴金属トレーディング業務の大幅な拡大により、ABCリファイナリーはこの地域で最大かつ最も経験豊富なチームのひとつに生まれ変わった。
ABCリファイナリーの親会社であるパリオンは、顧客にトレーディング・サービス一式をグローバルに提供するというコミットメントを表明している。
「これはまた、世界的な需要の急増に直面する貴金属取引市場におけるABCリファイナリーのシェアを大幅に増加させるでしょう。
ABCリファイナリーは現在、オーストラリアの金と銀の生産量の約43%を支配している。世界経済と政治情勢が不透明なため、安全資産としての金と銀への需要が高まっている。
過去12ヶ月間だけで、豪ドルの金価格は30%以上も急騰した。
パリオンのアンドリュー・コチニアス最高経営責任者(CEO)は、ジョー、ニシャン、マイケルをABCリファイナリー・チームに迎えることをうれしく思うと述べた。
「これらの雇用は、Pallionが市場のリーダーであり、世界の貴金属業界で選ばれる雇用主であるという新たな証拠である」とCochineas氏は述べた。
“貴金属トレーディングとトレジャリーチームのこの拡張は、Pallionのユニークな垂直統合モデルと相まって、当グループがオーストラレーシアの貴金属セクターに大きな利益を提供するための位置づけとなる。”
メトカーフ氏、コディトゥワック氏、ダイモック氏は、パース造幣局の元最高執行責任者デビッド・ウッドフォード氏を含む、ABCリファイナリーやパリオングループへ移籍した多くの元パース造幣局幹部と共に、パリオンの最高商業責任者となる。